先日、東中野POLEPOLEで
映画『1%の風景』を鑑賞。

「身体が治るのを待つ、とか、お産を待つ、とか。
そういうのがなくなっていくのかな」
つむぎ助産所の渡辺さんの言葉が一番心に残った。
助産院で子どもを産む人は1%。それも年々減っていて、
映画で紹介されていた東京の2つの助産院さんでも出産は止められることになった。

いま私は助産院さんで産後のお母さんたちに
トリートメントをさせてもらっていることもあって、
この映画に興味をもった。
映画の中だったか感想でだったか、
「医療介入のない主体的なお産」という言葉があって、
なるほど、私自身は受け身のお産だったなと思った。
医療的なことはわからないし医師や看護師さんに任せるしかない、
と思っていたけれど、もっと出産は自分のものとして
感じたり選ぶこともできたなと(助産院で産もうという話しではなく)。
つい、私たちは自分の身体のことなのに他人任せになってしまいがちだ。
映画では、助産師さんとお母さんが身体の変化に寄り添いながら、
長い時間をかけてその日を自然に迎える、
そんな風にお産が共にあった。

映画のなかで渡辺さんは
「私、待つのが好きなの」とも仰っていた。
待てるのは、相手も自分も、
お産や人間そのものも信頼しておられるからなのかな。
あなたは大丈夫、
自分の感覚を信じて大丈夫。
どれを選んでも大丈夫。
そんな声に包まれるようだった。

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