お客様から「香りの好みが変わった」
とお話を聞くことがあります。

昔はラベンダーがニガテだったけど、
今はとても好きになった。
出産してから甘い香りがニガテになった、など。
皆さんも、ご経験があるでしょうか。
臭覚は五感(味覚、触覚、臭覚、視覚、聴覚)のなかで
唯一、感情や反応に関わる大脳辺縁系に直接伝達されます。
理性のコントロールを受けにくいので
ウソがつけない感覚とも言われます。
なんとなく
「いい香り」
「これ好き」
と感じた香りも、じつは、私たちの心や体が
欲っしている香りだということです。

たとえば
⚫︎オレンジ
考え方が暗くなったり抑うつ的な気分になった時に
心に明るさをもたらす作用があります。
→物事をネガティブに捉えがちになっているかも?
⚫︎ゼラニウム
自分や他者を受け入れ、人や人生を思いやるゆとりを取り戻す作用があります。
→自分を責めたり、相手をジャッジしたり、
心の余裕がなくなりしんどさを抱えているかも?
⚫︎ローズマリー
脳細胞を活性化させて、頭脳を明晰にし、集中力を高めます。
→あれもやらなきゃ、これもやらなきゃと
頭が追いついてない状態かも?
などなど、どうでしょうか。
なんとなく、と思って選んだものも、
じつは心や体からの欲求があるかもしれません。

原田瞳著『アロマヒーリングの魔法』
私は20代の頃からゼラニウムの香りがとても好きだったのに、
長男の産後から8年くらい受け付けなくなり、
ここ1年ほどまた好きになってきたんです。
初めての育児や仕事と子育ての両立、
自分を責めることが多くなり、他人に対しても
「なんでこうしてくれないの?」「なぜあの人はこうなんだ」と
考えることが多くなっていました。
ゼラニウムは本当はイライラや緊張をほぐして幸福感を
与えてくれるので、私には必要な香りだったのに
それを受け入れる余裕すらなかったのかもしれないと感じました。
今までは、精油の体に対する効能(血流がよくなる、むくみがとれる)に目を向けてきましたが、
心に対する作用が面白いなと感じて、あらためて学び中です。
ぜひ、あなたに今必要な香りも見つけにきてください。

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